福祉用具専門相談員資格取得への道!3日目編

こんにちわ! あっと!とやま 編集長すずしまです

今日は福祉用具専門相談員3日目のテーマは「高齢者と介護・医療に関する基礎知識」です。

また学んだ事や感じた事等まとめていきます。

よろしくお願いします

住環境と住宅改修

ねらい

・高齢者の住まいにおける課題
・住環境整備の考え方を理解
・介護保険制度における住宅会社の目的と仕組みを理解する。

高齢者の住まいの間取り基本

・高齢者の生活は、出来る限り同一階で完結する間取りにする。
・部屋間の移動距離を短くする
・寝室、浴室、便所の入り口の幅や廊下幅にゆとりを持たす
・寝室は他の家族の動きに影響受けないような位置に配置
・寝室はベッドのほうが介護の時、対応しやすい
・収納スペースを多めにとって、室内を整理しやすくする。
・高齢者は夜間に便所の使用が多いので、寝室からサニタリールーム(便所、洗面所、脱衣所、浴室)に行きやすくする
・家族同士の団欒スペースの確保
・台所と食事室と居間を連続させると生活しやすい
・見守りの必要な高齢者は、介護者の目が常に届きやすい場所に配置する
・高齢者への介護の為に、部屋の大きさ、住宅設備、家具の配置を検討する。

住宅改修に取り組む基本姿勢

・住宅改修は、高齢者本人の日常生活の自立度および利便性を高める事と介護者の介護軽減にも大きな効果をもたらす。
・住宅改修を行う時、同居する家族全員の同意が必要。
・介護保険制度や関連制度を熟知する。

住宅改修の進め方

・高齢者の1日の生活動作、自立度、所要時間、介護の有無を尋ね、高齢者自身の現状把握。
・介護者の介護状況の把握。
・今後の生活目標の把握をする。

基本的な整備のポイント ツール編
・手すり
・段差の解消
・滑りにくい床の仕上げ
・引き戸等への扉の取り換え
・便器の取り換え
・幅員の確保

基本的な整備のポイント プレイス編

・玄関
・トイレ
・洗面 脱衣所
・浴室
・寝室

介護保険制度における住宅改修

住宅改修の手続き
①担当ケアマネージャーに相談

②保険者に住宅改修費の支給申請

③保険者から住宅改修費の支給決定

④施工、完成

⑤住宅改修費の払い戻し
・負担割合に応じて住宅改修費の7~9割が償還払いで支給される。
 原則、支給限度基準額(20万円)の原則9割(18万円)が上限になる。
・限度額内で複数回に分けて利用可能
・要介護区分が3段階以上上がると再給付(リセット)される
・転居(保険者証の住所変更)した場合、再給付(リセット)される
・リセットされた場合、前回の残りの上乗せは無い

リハビリテーション

ねらい

・リハビリテーションの考え方を理解する
・リハビリテーションにおける福祉用具の関連性について理解

リハビリテーション(rehabilitation)とは?
re=「再び」 habilitation=「人間らしい」「できる」⇒「再び人間らしく生きる」「再びできるようにする」
・障害によってもたらされた機能低下や社会的な不利を改善し、障害者の社会への再統合を目指すものである。
・単に「移動できる」「自分で自分のことが出来る」にとどまらず、再び社会で一人の人間としてその役割を果たす。

「参加」高めるために・・・
身体機能の改善、活動の改善補装具、自助具家屋改造、環境調整
多くの分野の協力による総合的なリハビリテーションが必要!

・社会的リハビリテーション

・教育的リハビリテーション

・職業的リハビリテーション

・地域リハビリテーション

リハビリテーションに関わる専門職
・医師、看護師、保健師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、社会福祉士、公認心理師、職業カウンセラー、メディカルケースワーカー、介護福祉士、義肢装具士等一人に関わる専門職は多くいる。

リハビリテーションにおける福祉用具の関連性
補装具の役割
①廃用の予防と回復
②機能が低下した運動器の回復
③代償運動の獲得⇒装具療法
治療用装具の活用+運動療法

高齢者の日常生活の理解

生活の三要素
・命
・日常生活
・生涯

生活の構造的視点
①衣食住の物質的生活基盤、家族生活、職業生活等の社会的基盤
②時間、空間、金銭、手段、役割、規範の6つの生活構造因子
③生産的、社会的、文化的、家政的、家事的、生理的な6つの生活行動

生活の機能的視点
①生きる力
②生活する力
③プロダクティビティ(役割、生きがい感)

生きる原動力(8つの力)
気持ちを元気に精神を安定させる必要な力
①考える力(理解)
②わかる力(認知)
③生きようとする力
④人と関わりる力
⑤自分らしさを保つ力
身体を動かすために必要な力
⑥うごきを支える力
⑦命を支える力
⑧周りを感知する力

ノーマライゼーションとは?
バリアフリーとは?
ユニバーサルデザインとは?

少子高齢化が進むとどうなるの?
・成人し労働し社会保険料を支払っていく世代の減少!(少子化)
・寿命が延び、医療費や介護費の増加(高齢化)
*社会保障制度では、今後の社会に対応出来なくなってくると予測できる。

地域包括ケアシステムとは?
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます
*厚生労働省サイト引用「地域包括ケアシステム」

基本的動作
基本単位
♦臥位、背臥位腹臥位
♦座位
♦立位

日常生活動作(ADL)

手段的日常生活動作(IADL)

介護予防のポイント
①閉じこもりの予防
(社会参加、趣味を楽しむ等)
②運動能力の低下の予防
③認知症の予防
(健康寿命、介護予防を阻害する三大因子 メタボリックシンドロームロコモティブシンドローム、認知症)
そして、フレイルサルコペニアも影響する

まとめ

本日も充実した内容の濃い講義でした。

午前の部では、住環境と住宅改修で午後からリハビリテーションについて学びました

最後のまとめで、寝たきりになる可能性は他人事じゃないことを認識し、毎日の積み重ねが今日の自分を作っている事を意識すると分かっている事を改めて学び、自分の私生活を振り返るとゾッとしました。

日頃の生活力を向上させることが未来の自分を作り、生涯の健康に繋がる事を肝に銘じて生活していきます。

皆さんも健康に気を付けて楽しくHappyに人生送りましょう♪

それでは、次回4日目のブログで会いましょう!

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