介護職員初任者研修習得に向けて!十三日目

こんにちわ! あっと!とやま 編集長すずしまです。
今回介護職員初任者研修13日目をお送り致します
講習は本日含めあと3日です!
大相撲7月場所は本日千秋楽!
我らが新大関朝乃山は、本日関脇・正代を下し12勝3敗で締めくくった!
優勝が出来なくて残念だが新大関として優勝争いに絡む成績を残し立派だった。
こちらも初任者研修の千秋楽まで頑張ります♪
それでは、13日目です。あと3回よろしくお願いします。

①介護過程とは

介護過程とは
「その人がその人らしく生きる為の多面的な援助計画」
「個々人に合わせた根拠ある生活支援」

介護過程の目的
利用者一人にかかわるすべての介護職が、同一の意識を持って接しなければならない為、
その介助の継続過程を明確にする事

ケアマネジメントと介護過程
介護支援専門員(ケアマネージャー)が作成する介護サービス計画(ケアプラン)に対して、
どのような手段・方法で利用者の目的達成が出来るか
サービス提供責任者(サ責)が具体的な介護の知識や技術を活かし作成(介護過程)するもの

介護過程の意義
・計画に基づいた介護を行い、評価することにより、ケアの質を確保・向上できる
・根拠に基づいた介護を実践
・誰もが一定レベルのサービス提供が出来る
・介護の内容を科学的に検討
・利用者の山画と同意を得て行い、利用者主体の介護を実践できる
・利用者が望む、利用者らしい日常生活を実現

介護過程の展開
介護過程は常にサイクルとなって連動している
アセスメント(ニーズの把握)→介護計画(個別サービス計画)の作成→介護の実施→モニタリング(生活の見守り)
→評価・修正を経て、再度アセスメントに立ち返り、この一連のサイクルが途切れた時は、
介護が必要なくなった時か利用者が亡くなった場合である。

個別性を尊重する介護を実践する為、利用者の生活全体について情報を把握する

情報収集の留意点
・物や出来事について客観的に注意深く観察しながら収集
・先入観や偏見を持たない
・収集する情報が偏らないよう、何のために情報するのか正しく認識する

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト3巻こころとからだのしくみ」p356~p361

②ICFとは 重要復習

ICIDH(国際障害分類)-「疾病の結果に関する分類」を示し、「疾病→身体・形態に障害あり→出来ない事がある
→社会的不利」と「自分が入浴出来ないのは社会的不利で障害があるから」と言う考え方

                      ↓2001年より導入

ICF(国際生活機能分類)ー「心身機能・構造・心身のはたらき」(心と体の動き・体の部分)、
「活動・生活行為」(生活行為)、「参加・家庭・社会への関与・役割」(仕事・地域社会参加)
 の3レベルと、「健康状態」(病気、ケガ等)、「環境因子」(福祉用具・家族・制度等)、
「個人因子」(年齢、性別、風俗)の分類で構成されていて、相互関係のある全体を見て、
「一人の人をを見る」為の分類法である。
人が生きていく上での障壁を個人に存在する障害として見るのではなく、その人に存在する個性とする考えた。

介護計画の為の情報を分析するためにICFの考え方を用いて、
生活機能として、心身機能、身体構造、活動、参加の3分類に、
背景因子として環境因子、個人因子それに健康状態を加えた6分類で整理する

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト1巻人間と社会・介護1」p45~p47

③マズローの欲求 重要復習

マズローの欲求ー心理学者アブラハム・マズローの「欲求の5段階説」で、下記のような5段階の欲求を経て、
人は満足し、喜びを感じ、生きがいを感じる。

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト3巻こころとからだのしくみ」p41~p42

④QOL(生活の質) 需要復習

QOL-「生活の質」すなわち患者の生活の質を重視しようという考え方

QOL向上のためには心身の健康、住宅環境、生きがい、社会的使用感、達成感、豊かな人間関係の向上
これを支えるのは医療、介護、福祉等の社会サービスである

【ICFの考えを用いて介護過程作成】
プラス増大が図られれば、マイナス面は減少しQOL(生活の質)の高い生活が実現する
プラスが多くなると健康に持っていける(出来る事を洗い出す)

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト1巻人間と社会・介護1」p48

⑤介護過程の目指すこと

・個別性の尊重
・尊厳を守る介護の実践
・日常生活の自立支援
・根拠に基づく介護の実践
・多職種連携による支援
・利用者の参画と同意(自己選択・自己決定)
・利用者主体(利用者本人)の介護の実践
*利用者の望む自立した日常生活の実現

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト3巻こころとからだのしくみ」p367

⑥介護計画(個別サービス計画)

・介護計画(個別サービス計画)の作成
・総合的な介護方針とともに、方法、内容も明確で、方法や手順すべての根拠が明らかで無ければならない
・誰が行っても一定レベルの介護を提供出来るよう方向性を明らかにし、チーム、スタッフで共有する
・利用者の立場に立った短期目標・長期目標を設定する
・介護実施内容を5W1Hの原則で記入し誰が見ても同じ介助できるようにする

介護計画(個別サービス計画)の実施
・利用者がどのような事を望んでいるかをしっかり把握する
・「個別性の尊重」「尊厳の保持」「根拠に基づく介護」「利用者主体」「自立支援」を心に留め、介助を行う
・実施状況、利用者の反応は必ず記録に残す

介護計画(個別サービス計画)のモニタリング
・サービス計画の実施状況の把握
・常に状況や状態を見ながら、その時に応じたモニタリングが必要

介護計画(個別サービス計画)の評価、修正
・介護の方向性や個別サービス計画のとおりの援助か?
・介助の内容、方法、手順が適切か?
・短期目標の達成度は?
・達成の根拠、未達成の根拠確認
・利用者の状態変化あるか?
・利用者に新しい生活課題が起こっていないか?
・修正、変更があるか?
・長期目標の確認
・介助に必要な知識や技術に不足はないか?

⑦介護サービスのケアチーム

協働ー複数の人数で同じ目的をもって働くこと
多職種協働ー異なる職種と連携しながら同じ目的に向かって働く事

【ケアチームのメンバー】
家族・介護支援専門員(ケアマネージャー)・介護職・循環器科等の医師・リハビリテーション医師・看護師
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)・歯科医師歯科衛生士栄養管理士
福祉用具専門相談員ソーシャルワーカー・友人、近隣の人・患者友の会・サロン関係者

引用:一般財団法人長寿社会開発センター「介護職員初任者研修テキスト3巻こころとからだのしくみ」p370~p376

⑧フェイスシート・アセスメント・プロセスシート演習

フェイスシートー医療や介護の現場で作成する、利用者様の情報を記録、共有するツールです

アセスメント・プロセスシートー利用者様の情報から情報収集、情報分析、課題抽出、目標、実施に分け
具体的に問題改善をする

皆で介護相談をしにきた利用者様のDVDをもとに実際に
フェイスシート、アセスメントシートを作成する演習を行い、
一枠づつ埋めて行きました

本日のまとめ

本日は13日目は、1日介護過程について講習受けました

こちらは講習初日前の自宅学習の時から記入の仕方が全く分からず難しかったところでした

一人の利用者の情報(家族構成、既往歴、現病歴、介護サービス、ADL等)を踏まえながら

具体的に利用者さんが望む暮らしの目標達成の為、どのような支援を行っていくかを

分析してシートを埋めていくのは、大変だった。

これを現場の方々は一人づつその人の目標達成の為、日々考えているかと思うと頭下がります

これは本当経験積まないと色んな発想が出てこないと思います

あと初任者研修も残すとこ、あと2回となりました。

次回も座学中心になると思います

最終日の試験に向けて残り日数で復習も行っていこうと思います

最後まで頑張ります。よろしくお願いします。

 

 

 

 

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